家の中に知らない高齢者が!認知症の方の徘徊
部屋の中に知らない高齢者がいてビックリ!
先日、朝の準備をしていたら猫がキョトンとした顔をしてキッチンの方を見ていたので、なんだろう?と思いキッチンを見てみたら、なんと知らない高齢者が我が家のキッチンに立っていたんです。
見たことのない人がいきなり家にいるとそれはそれはビックリするもの。
私!冷静になれ!と自分に言い聞かせて
「どちら様ですか?」と聞いてみたら
「うちにはこんな物ない!」
「これもない!」
「〇〇ちゃんもいない!」
「ここはどこ?」
「私の家なのになんであんたがいるの!」と
凄い勢いで責められる私、どちらかと言うと私が「あなたは誰ですか?」と言いたい気分でしたが・・・でもすぐに分かりました!
これは認知症の方だなと
「おうちは分かりますか?」
「何号室に住んでいるんですか」
と尋ねてみましたが
質問に対する答えは返ってこなかったので、マンションの管理室へ電話をし状況を話したら、管理人さんが飛んで来てくれて、その方は無事にご自宅へ戻られたのですが
これが高齢化社会ということなんだなーと気付かされた出来事でした。
我が家はいつも鍵をかけているのですが、その日はたまたま息子が急いで出かけたので、鍵を閉め忘れていたせいで玄関が開いてしまい、我が家にその方が訪問してきてしまったのですが、今後高齢者が増えていくと考えると、このような出来事は益々増えていくのではないかと思いました。
認知症の方は悪いことをしている意識もなく、間違ったことをしている意識もないので、自分の部屋だと思って我が家へ来たのに、その部屋には知らない私がいて、いつもと違う家具があり、きっと怖かったのではないかと思います。
そして認知症の方は自分が認知症になるなんて若い頃は想像すらしていなかったはず、ということは、私だっていつかは認知症になるかもしれない
今後、高齢者が増えていくということはそれに比例して認知症の方も増えていくはず
高齢化社会になっても、みんなが安全に暮らせる環境にしていくことが今後の日本に必要なことではないかと思った出来事でした。